学校環境教育について
14年前に前橋市立朝倉小学校の校庭に学校ビオトープ(生き物が生息できる環境のこと)をつくり子どもたちにESD(持続可能か教育)の考え方を取り入れた生きた教材で学習できる機会を提供する活動を行っている。理科や総合の授業にとどまらず美術や算数、国語、音楽、体育など全ての授業に活用できるスキルを紹介。また、周囲の特色を活かした地域づくり団体との協働で食農教育にも寄与する。この地域には古墳が多く点在している文化があり古代米をつくりその稲藁を使って竪穴式住居を作成。さらに古くなった稲藁はカブトムシの繁殖に活用し分解された腐葉土は花壇や畑の肥料として利用、身近な環境で生き物の相互作用で成り立つエコサイクル実体験できる機会を創出する活動を行っている。